新☆ともぴょんファミリーのおもしろ日記

ダックスのこと興味のあることなどなど、日常生活をつづります♪

韓国ドラマ『病院船』あらすじ&感想

韓国ドラマ『病院船』

病院船 全24話

テレビ大阪にて午前8時55分から放送(2/21~3/27)

メインキャスト

ハ・ジウォン・・・ソン・ウンジェ(外科医)役

カン・ミンヒョク・・・クァク・ヒョン(内科医)役

イ・ソウォン・・・カン・ジェゴル(韓方医)役

おすすめ度

★★★★☆(5点満点中4点)

感想

24話というイレギュラーな話数でしたが、テンポよく話が進んでいて視聴しやすかったです。

ウンジェの恋下手な感じも上手に演じられていて、最後は可愛いウンジェが見られました。ヒョン役のミンヒョクssiは、「相続者たち」や「オレのことスキでしょ」の時とイメージが違い、すごく大人っぽくなっていました。

韓国ドラマの医療ドラマは怖い感じの作品が多いのですが、病院船は爽やかに視聴できたと思います。

『病院船』あらすじ

1話

病院や医師のいない島に医療を届ける病院船ですが、志願する者がおらず、兵役業務で選ばれる軍医は抽選で二人選ばれ、船長たちとともに病院船へと向かいます。そして別の事情で病院船へ志願した内科医のクァク・ヒョンも病院船へ乗り込み、看護師たちはかっこいいヒョンにメロメロになります。

そのころソウルの病院ではウンジェが交通事故の手術を無事に終え、科長があたかも自分が手術したかのように記者たちに話します。ウンジェが救った交通事故の患者が大富豪の息子で、彼の命を助けた病院に大金が入り、ウンジェに昇進する可能性が!

島では、ウンジェ母が体調不良を訴え、病院船で診察してもらうことになります。ウンジェ母は診察してくれた内科医ヒョンのことを気に入り『娘を紹介する』と言って写真を見せて、その写真を忘れて帰ります。ソウルの病院ではウンジェが大忙しの状況で食事も摂れない中、ウンジェのことが気に入った大富豪の息子はコードブルーでウンジェのことを呼び出し、構ってもらおうと一所懸命です。

そんな中、ヒョンに本土の病院で検査を勧められたため、ウンジェ母がウンジェの病院を訪れウンジェに電話をしますが、また島民を紹介するために電話をしてきたと勘違いしたウンジェは母を冷たくあしらい、母は忙しく働いている娘に声をかけることをせず、島に帰ってしまいます。

2話

母親が訪ねてきたことを知らないウンジェの元に母の妹から電話が入り、母親が倒れたことを知らされます。ウンジェは大富豪の息子に頼んでヘリコプターを出してもらい母の元へ行きますが、すでに心肺停止で母の死亡宣告をするしかない状態でした。

病院船では一人の子供が腹痛を訴えており、内科のヒョンが診察しますが、すぐにでも手術をしないと危ない状態ではあるものの外科がおらず、悪天候の中ヘリコプターも呼べずに困惑している中、ウンジェが病院船に現れます。すぐに手術すべき状況ですが手術室がなく、歯科治療用の椅子での手術を強行、トラブルで30分で手術を終えないといけなくなりますが、無事成功させます。

ヒョンはウンジェを見たことがあるものの思い出せません。そんな中、ウンジェが病院船に来ることになった理由で話がもちきりになりますが、事情を知っている事務長は沈黙を通します。そしてヒョンはウンジェ母からウンジェの写真を預かったことを思い出し、「お母さんは元気?」と聞いてしまいますが、同僚に亡くなったことを聞き申し訳なく思います。

その後、在宅診療で訪問中に急患が現れ、患者は意識を失ってしまいます。すぐに手術しないといけない状況になり、ヒョンに挿管を指示しますが、トラウマ?の為か手が震えて動かなくなってしまいます。ウンジェが応急処置をし島の病院へ搬送しますが、対応できる医師がおらずウンジェが手術をおこなうことになります。

3話

島の病院の院長はウンジェの手術を見てスカウトしますが、病院船でも働きたいと伝え救急当直医を志願します。しかし翌日、島の病院の院長はウンジェとの契約を無効にしたいと言い出します。それは、ウンジェが以前勤めていたソウルの病院の部長から退職した時のトラブルを聞いたためでした。

病院船に来ることになった噂を耳にした乗員たちはウンジェを避け始め、船長は病院船を降りろと言い放ちます。そんな中、病院船の乗組員が腕に大怪我を負います。腕を状態を診察したウンジェは腕を消毒し斧を振り下ろして切り落とします。ウンジェの胸ぐらを掴んで怒鳴る別の乗組員にヒョンは、再び腕を使えるようにするための処置であることを説明するものの、荒れた天気のため海洋警察もヘリコプターも使えず、6時間以内での手術が不可能に近いため事務長がウンジェにお願いするも、専門外だと断られ憤った事務長が自尊心と患者とどちらが重要だとウンジェに怒鳴り、ウンジェは整形外科が専門の島の病院の院長に協力依頼の電話を入れ、ネットで院長の指示を仰ぎながら手術するウンジェ。手術は大成功です!

4話

ネットで手術の状況が生中継され、視聴した人々は感動し記者たちも駆けつけ、皆がウンジェに関心を持つようになり、島の病院でも当直医として勤務できるようになります。

病院船ではウンジェの退職理由が気になり、事務長を嗾けウンジェから聞いた話を伝えます。ソウルの病院の部長が医療ミスをし、ウンジェが再手術を行うも患者は息を引き取り、遺族に嘘の説明をした部長に、遺族には医療ミスを認め保障してあげないといけないと訴えますが、部長は医療ミスをなかったことにしろと強要するも、ウンジェは遺族に医療ミスがあったことを伝え、同僚を売ったという理由で追い出されたと、事務長が説明します。

ウンジェがテレビに出たため病院船の患者は急増。そんな中、巫女のおばさんが来院しヒョンの診察中に吐血。応急処置のため挿管しないといけないのに、ヒョンはまた固まってしまいます。

5話

ウンジェは巫女おばさんに手術を勧めますが誓約書を書いて退院し、娘の元へ向かい結婚予定の娘に通帳を渡します。巫女おばさんの娘に肝硬変手術の説得をお願いに行くウンジェとヒョン。そんな中血を吐いて倒れている巫女おばさんを発見したジェゴル。巫女おばさんに娘が肝臓を提供して無事移植手術を終え、おばさんと娘が涙の再会を果たします。

6話

ヒョンはトラウマを乗り越えるため挿管の練習、看護師のユリムは外科手術を見てから外科担当に興味を持つ。そんな中、病院船にガウン姿のまま運ばれる男性(ユリムの彼氏)とガウン姿のまま付き添う女性(ユリムの友人で島の病院の秘書)が急患として病院船に到着する。ユリムが男性の手術をする必要はないと発言するが、ウンジェはユリムに手術の助手をするか、外科担当を諦めるかを選択させ、ユリムは手術の助手につきます。

そんな中、学校の先生(ヒョンの知人)が急患で運ばれてきます。その先生に大きな問題は見受けられずストレス性と思われたところ、血液の数値に異常が見つかり、時々血便があることを聞かされ精密検査を受け、直腸がんであることが判明します。既に末期のため手術は難しいけれど、論文のため患者のためにウンジェは手術可能だと伝え、ヒョンは学校の先生にステージ4ではあるけれど手術も可能と告知をしますが、どの選択が正しいのか悩みます。

7話

ウンジェはシュミレーションをしますが、その患者は奥様をガンの手術を受けさせた後やりたいこともできないまま亡くしてしまったため、手術を拒否します。ヒョンは先生のためにソウルの病院へ転院することを勧めますが、子供たちと共にいて授業をすることを選択します。

ヒョンの父親が行方不明になったとの連絡が入り、療養院の皆で探し山奥で医療ごっこをしている父親を見つけます。ヒョンはウンジェに父親が2年前にアルツハイマーを発症したことを告白し、ヒョンは父親のことで患者が亡くなってしまうミスを犯し、挿管がトラウマとなってしまったことを伝えます。

8話

ウンジェは先生の往診のためバスに乗り、そのバスには先生と一緒にピクニックへ向かう生徒たちも一緒でした。ウンジェとヒョンが電話で話している最中に事故でバスが横転します。バスを降りたウンジェは自身もケガをしていますが、乗客の救助にあたります。病院船の人々も駆けつけ応急処置に当たりますが、男子生徒が一人バスの中に取り残されており、ヒョンが救助に向かいます。するとバランスを崩したバスが坂の下へ落ちヒョンと男の子がバスから出られない状況に。さらにはヒョンの足が挟まった状態になる最中、男の子の様態が急変します。男の子は意識を失い心肺停止状態になり、ヒョンがバスの中で気道確保をしなければいけない状況になってしまいますが、ウンジェがヒョンを励まし、無事に挿管できて、ヒョンはトラウマを克服します。

無事に男の子の命を助けたヒョンは、直腸がんの学校の先生とともに、父親に会いに行きます。ヒョンの父親と友達の学校の先生は、最後はこの島で過ごすと決意します。ヒョンはウンジェにトラウマが克服できたお礼で食事に誘いますが断られ、他に望むことを尋ねると、ヒョンの父親のところへ行きたいとお願いします。そしてヒョンの父親に自身の研究している手術について相談すると、父親の意識がはっきりしていき、ヒョンが息子であることを思い出します。意識がはっきりしている時にサインをしておきたいという父親。それは心停止した際の心肺蘇生不要の覚書だったのです。

ひょんなことから、今日がヒョンの誕生日だとわかったウンジェはヒョンを食事に誘い、巨済島を観光しながら二人の距離は縮まっていきます。ウンジェは父親が詐欺師であることをヒョンに告白し、そしてヒョンは「つらかったけど、ウンジェが傍にいたから力が出た」と伝え、ヒョンはウンジェにキスをします。

9話

別の日、治療を拒み続ける老人を病院船に連れてきます。この老人は昔ジェゴルの家の執事として働いていて、ジェゴルにとっては父親のような存在でした。 また別の日には、ヒョンの婚約者というヨンウンという女性が現れます。そして病院船には言語障害のある結婚移民者親子が運ばれてきます。ヒョンとヨンウンは手話教室で知り合っていて、言語障害の母親と手話で会話をして無事に子供を助けます。ヨンウンはヒョンとヨリを戻したいけれど、ヒョンはヨンウンの浮気現場を目撃したため、やり直す気はありません。

10話

さらに別の日、ジェゴルの母親が病院船を訪れます。ウンジェは初めてジェゴルの母に挨拶をし握手を交わしますが、違和感を覚えます。ジェゴル母はジェゴルに胃の調子が悪いと言い横になりますが、ウンジェは消化不良でないと感じ心拍音を聞き、心筋梗塞であることを突き止め、無事命が助かります。意識を取り戻したジェゴル母から感謝の言葉を告げられ、涙を流すウンジェ。そんなウンジェを見たジェゴルはウンジェに惹かれ始めるのでした。

ウンジェに惹かれ始めたジェゴルは、ヒョンに宣戦布告をします。その頃病院船の前で、ウンジェの父親を探しに来たサラ金業者がウンジェを訪ねてきます。その様子を見たヒョンは、ウンジェを助けようと走ってきますが、ウンジェは「私の問題に関わらないで」とヒョンを突き放します。そんな中、ウンジェの弟ウジェから50万ウォン貸してほしいと電話がかかっていますが、ウンジェはすぐに電話を切ってしまいます。

病院船の船長と事務長がジェゴル家の元執事の元へ足を運びます。すると外で倒れている元執事を発見、ヘルニアを患っていることが判明します。元執事は血液凝固数値が低く、病院船にある全身麻酔薬を使用できないため、局所麻酔とジェゴル提案の針麻酔で手術を決行します。

11話

ジェゴル家の元執事の手術は無事成功します。 手術が成功したウンジェにビールを持っていくヒョンでしたが、既にウンジェとジェゴルが甲板でビールを飲んでいました。その頃、病院船の寮にジェゴル母が訪れ、助けてくれたお礼としてウンジェに手作りの布団をプレゼントします。

別の日、ジェゴルは荷物を取りに実家を訪れ、家族と久しぶりに食事をします。その時、ジェゴル父が「ソン先生を家族に迎えたい」と言い、ジェゴルと初めて意見が一致します。そんな中、ウンジェはヨンウンに呼び出され、ヒョンが居るから病院船に残りたいのかという質問をぶつけられ、 「もし私の説明書に愛というものを目覚めさせた医者がいたとしたら、それはクァク先生よ。」と告げます。

そんなある日、買い物をしている最中に工事現場での事故のニュースで弟のウジェの名前があり、ウンジェは慌てて病院へ駆けつけます。病院船の寮にウジェが搬送された病院からの連絡があり、電話をとったヒョンが病院に向かうことに。ウジェは軽傷でウンジェが病院に到着したことがわかると、ベッドでシーツを被りますが、仮病と察知したウンジェは、ホッとすると当時に怒りをぶつけ、ウジェを自宅に連れて帰ります。

ウンジェたちと別れた後、一人でお酒を飲んでいるヒョンの元にヨンウンが現われ、白血病であることを打ち明けると同時に、2年間だけそばにいてほしいと懇願します。そしてヒョンは白血病について調べます。

12話

別の日、病院船に喉に物を詰まらせた老人の家族から電話が入りますが、家族では処置ができません。丁度その時、病院船の歯科医と看護師のアルムがその島に食べ物を買いに行っていて、歯科医の応急処置で一命を取り留めます。

その後、ウンジェがジェゴル一家と食事をしている時に、ウジェはヒョンに父親がガンかもしれないと相談します。父親と連絡がつかず、GPS機能で居所を割り当て、ウンジェの母親の納骨堂で倒れている父親を発見、病院へと運びます。その頃、ウンジェに急患の連絡が入り病院へ戻ると、急患は父親だったのです。ウンジェが応急処置をし、一命は取り留めますが、目を覚ました父親は、ヒョンに保険金のために診断書の偽造を懇願します。そのやりとりを聞いていたウンジェは激怒、父親はこのまま手術を受けなくて良いので、言うとおりにしてほしいと言います。

13話

父親はウジェに、ウンジェに借金を背負わすわけにはいかないので、ウンジェを説得してほしいとお願いされたことをウンジェに伝えます。

ウンジェの父親の手術は、外科医のトップ3でないと難しい手術だということがわかり、その中の一人が以前の病院の外科部長だったです。院長も自身が執刀せずに外科部長に依頼した方が良いと伝えますが、ウンジェは躊躇します。一方、ヒョンは抗がん剤治療をしないというヨンウンのために、治療スケジュールを作成しますが、「自分の傍に居てくれる決心をしたのか?」と追及しますが、ヒョンは医者としてサポートすると伝えます。

病院船で、看護師のアリムはヒョンとヨンウンが二人で会っている話をしている最中にヨンウンが現われます。丁度その時に、ヨンウンは友達からの電話を受け、人気の居ない仮眠室で「白血病ではないことがわかる前に逃げられるように」とお願いしますが、仮眠室にはウンジェがおり、話を聞いてしまいます。その後、ヨンウンはウンジェの元に行き、ヒョンと復縁すると伝えますが、そんなヨンウンに対して「嘘をついたの?」というウンジェ。慌ててウンジェの元を去るヨンウンですが、隣の部屋ではジェゴルが二人の話を聞いていました。

別の日、退院すると言って暴れるウンジェの父。ウンジェは「自分が手術をするから、父親の役目を果たして!」と伝えます。そして、ウンジェはソウルの外科部長の元を訪れ、手術をしてほしいと土下座をしてお願いします。

14話

土下座をしてお願いするウンジェですが、時間が無いと言って断られてしまいます。そんな中ウンジェの父親が危篤に陥り、ウンジェは急いで空港へ行こうとしますが、搭乗が終了しているため、憔悴しきってヒョンに電話をします。ヒョンはウンジェに「ありがとう。大変な時に頼ってくれて。」と伝えます。ウンジェは、ソウルの外科部長に断られたことを院長に伝え、自分が執刀すると申し出ます。そして、病院船のメンバーも話を聞き、いろんな形で応援します。

ウンジェは父親の手術の準備を進めます。そんな中、少しでも休んだほうが良いとヒョンはウンジェを連れて寮へ帰ります。寮の庭で二人で飲みながら、「これ以上家族を失うのが怖い、ヒョン先生の様な良い人ならなおさらでしょ?同僚としてなら、長く一緒に居られるから。」と突き放した胸の内を話します。

手術の当日、ウンジェ父の手術に入ると、ソウルの病院の後輩とスタッフ、そして外科部長によって手術が始まります。

15話

手術室から追い出されたウンジェはの元に、無事に手術が成功したとの報告が。久しぶりに外科部長と向き合い、お互いに感謝と謝罪をし、外科部長はウンジェにソウルの病院へ戻るように告げますが、ウンジェは病院船に残って仕事をしたいと話します。

別の日、病院船の甲板メンバーがウンジェ父のサラ金業者の元へ足を運びます。後から事務長とウンジェも合流するためサラ金業者を尋ねると、暴力団たちは甲板メンバーの前に膝をついて降参していました。ウンジェはケガをした暴力団を治療し、事務局長は借金を現実的な金額に調整するのでした。

また別の日、海から海女の仕事をしていたダイバーが意識不明に陥り、応急処置をするウンジェとヒョン。

16話

無事に処置を終えた二人の前にジェゴルが現われ、ウンジェを夕食に誘います。そしてウンジェはジェゴルに「院長の病院がほしい、あなたのお母さんを自分のお母さんにしたい」と告げます。そしてジェゴルは「俺を愛する気持ちはないのか?」とウンジェに問い、ウンジェは「愛する人がいたとしても貴方ではない」と伝えます。

次の日、ヒョンは母の介護をしているグンジャさんと連絡がとれないため彼女の実家を訪問しますが、話の内容が支離滅裂で、何もわからないといって倒れてしまいます。グンジャさんを病院船に運び治療をしますが、原因がわからず苦戦します。そんな時、グンジャさんの友人が病院船を尋ね、事務局長にグンジャさんが山菜取りをしていた話をヒョンが聞き、原因が判明し無事に回復します。グンジャさんの治療中にヒョン父が行方不明になりますが、こちらもヒョン母と妹のおかげで無事に解決します。

17話

一方、麻薬の密輸業者同士が銃撃戦になり、ボスが撃たれ瀕死の状態に。部下の一人が病院船に腕の良い外科医がいることを探し出し、病院船をハイジャック、ウンジェを探し出すマフィアたち。ウンジェだけを連れて行こうとするマフィアに、「どんな優秀な外科医でも、助手は必要だ」と言って、ウンジェとヒョンはマフィアたちに連れて行かれてしまいます。患者の元へ行こうとする道中には死体がいっぱいで驚愕します。

マフィアのボスの状態を診たウンジェは、「開腹手術をしないと助からないので、病院船に移したい」と伝えますが、副ボスは条件として3時間以内に手術を終えること、終えなければ1分ごとに病院船メンバーを殺していくと言われてしまいます。ボスの手術が始まった最中、病院船のメンバーが隠れて救助の電話をしようとしていたことが判明し、マフィアたちから暴力を受け、ウンジェは震えながら手術を続行します。

18話

そんな中、血腫を除去した箇所から大量出血が起こり輸血が足りなくなり、ヒョンの提案で病院船メンバーの血液を集め、何とか時間内に手術は無事に成功します。しかし副ボスは、ウンジェを人質にして逃げようとしたため、ヒョンは「術後の対応は内科医がするもの」と言って、自身が人質になることを申し出ますが、そんなヒョンに暴力を振るう副ボス。

そうこうしているうちに、警察のサイレンが聞こえて慌てた副ボスの隙を突き、ヒョンはウンジェを連れて逃げますが、マフィアに撃たれてしまうヒョン。その後、マフィアは逮捕され、ヒョンはヘリコプターで病院へ運ばれます。病院へ到着するも、執刀医がいないと言われたため、ウンジェが執刀することを申し出ます。手術が無事に終わり目覚めるヒョンは、自分のために涙を流しているウンジェの涙を拭いてあげるのでした。

起き上がれるようになったヒョンは父の療養院へ電話をし、安否を確認しますが、代わりの方が見ているから大丈夫だと言われます。

19話

ヨンウンは、ヒョン母とウンジェに挨拶をしニューヨークへ旅立ちます。退院したヒョンは病院船の寮で歓迎されますが、ウンジェは忙しいという理由でヒョンの見舞いにも訪れず、寮にも姿はありませんでした。ヒョン父の療養院の見舞いに行ったり、ヒョンが担当している患者に電話をし、安否確認をしたりしていました。ウンジェが患者の安否確認中に内科診察室を訪れたヒョンは、ウンジェから聴診器をプレゼントされます。そして診察室を出ようとしたウンジェを引き止め、ウンジェに聴診器を当て「この鼓動はどうしてこんなに早いの?俺たち恋愛してみる?」とウンジェの顔を見つめながら伝えるヒョン。

別の日、陣痛を感じて病院船を訪れる妊婦。破水をしているため出産させようとしますが、臍帯が先に出てきてしまい、緊急処置を取らざるを得なくなります。緊急手術が必要ですが、濃霧でヘリコプターも海洋警察も出動不可のため、ウンジェは妊婦の母親に状況を説明し「産婦人科医でなく専門科でもないが、このままでは母子ともに危険なため、帝王切開の手術を了承されますか?」と妊婦の母親に判断を委ね、了承する妊婦の母親。帝王切開の経験がなかったウンジェですが、無事に母子の命を救います。そして未熟児の赤ちゃんのためインキュベーターを作ったジェゴル。

20話

母子を無事に病院へ運びますが、帝王切開で生まれた赤ちゃんが呼吸不全に陥りますが、原因がわからず対処方法が見つかりません。そんな中、トゥソングループとウンジェが当直している病院が業務提携をします。提携内容は救急医療を助けるための遠隔診療で、病院船とウンジェが邪魔だと確信している会長が母子を使い、無謀な帝王切開により子供に異変が起こっていると、病院船とウンジェを告訴します。そんな中、病院船に監査が入ります。そしてウンジェは聴取を受けに警察へ。離島では、トゥソングループの遠隔診療の試験が行われています。そして都知事は病院船の運航を中断させます。

21話

そして、病院船のメンバーたちは病院船を降りることになり、ウンジェはヒョンに病院船を降りて、病院船を続けてほしいと告げます。船長と事務長と看護師長は都知事の元へ乗り込みますが、会おうとしてくれません。ウンジェは病院の院長から救急医としての退職勧告を受け入れます。病院船が運行しないため、島の保健所に患者が殺到し、遠隔診療を依頼しますが応答がなく、ジェゴルは病院の救急科長に電話をし助けを求めます。

そんな中、事務長の元に別れた元妻が現われ、息子の校内暴力会議が開かれることを伝えに来ますが、血を吐いて倒れてしまいます。

22話

検査の結果、急性肝不全ということがわかりますが、ドナーもいなければ執刀できる医者もおらず途方に暮れてしまいます。一方、病院船が運航しないため、島の保健所に患者が殺到し、遠隔診療を依頼しますが応答がなく、ジェゴルは病院の救急科長に電話をし助けを求めます。

ウンジェは会長に手術の許可を得ようと説得を試みますが、一方的に拒否されます。事務局長の元妻のドナーとして病院船の看護師長も名乗り出て、あとは執刀医のみ。病院の院長は患者を助けたいために苦渋の決断をし、ウンジェに執刀するよう許可を出し、手術が始まります。

院長はトゥソングループの会長に業務提携の解除を申し出ます。

23話

手術の最中、帝王切開をした母親がヒョンの前で意識を失います。ヒョンがベッドに運んでいる時、赤ちゃんも心拍数が弱くなり、小児科医もこれ以上は科学的に何もできないと言い、ヒョンは人間的に祈りを込めて最後にしてみたいことがあると言い、カンガルーケアを行います。ヒョンのおかげで赤ちゃんは峠を越し、状態が安定します。それを目の当たりにした赤ちゃんの母親は会見を開き、告訴を取り下げ、トゥソングループからの金銭授受があったことを吐露します。そして、トゥソングループと都知事汚職が明らかになり、病院船が無事に復活します。

そんな中、登山客が怪我をして意識不明という通報が入り、現地に入りバスを降りたウンジェは足に痛みが。最近、足に違和感があったり、躓いたりするウンジェ。病院船のメンバーはウンジェに足の検査を勧め、事務長に頼んでレントゲンを撮ってもらいます。レントゲンを診る限り骨肉腫である可能性が高いため、事務局長は早めに組織検査をするように伝えます。

24話

ウンジェは組織の病理検査を依頼し、悪性の骨肉腫であることが判明します。そんな中、ウンジェ宛でイギリスの医療研修の資料を見つけるヒョンとジェゴル。ウンジェは病院船のメンバーに心配をかけないため、イギリスに行くという嘘をついて、一人治療のため病院船を去ります。

ウンジェが去ってから、患者のレントゲンを探しに事務長のいないレントゲン室に入るヒョン。ウンジェのレントゲンを見つけてしまいます。そしてウンジェを探し始めるヒョン。ウンジェの後輩に電話をしウンジェの居場所を見つけ出すヒョン。ウンジェが入院しているソウルの病院を訪れたヒョンは、ウンジェになじられても優しく接し、患者さんのビデオレターを見て、病院船のメンバーの元、ヒョンの元に戻ることを決意し、整形外科医として有能な院長執刀の元、手術は無事に成功します。

一年後、病院船に戻ってきたウンジェ。ウンジェを家族の様に歓迎する病院船のメンバーたち。これからも病院船の皆で島を巡回するのでした。