新☆ともぴょんファミリーのおもしろ日記

ダックスのこと興味のあることなどなど、日常生活をつづります♪

犬の慢性腎不全【ほくと天使備忘録】

ほくとが虹の橋を渡って、もう2年(まだ2年?)。

闘病記録を残していたので、大切な皆様の家族のためにお役に立てればと、記事をアップしておきます。

 

2020年11月19日にワクチン接種をして、3週間ほど経ったころ、腎不全らしい症状が出始めました。

  • 夜中に水を多く飲む。
  • 尿の色が薄く、臭いがあまりしない。

様子を見ていて、さらにおかしいと思った出来事が、

  • 夜中に何度もおしっこをするようになる。
  • 食事を嫌がるようになる。

これは、間違いなく慢性腎不全だと確信し、翌日病院へ。

慢性腎不全と診断される

病院で症状を説明すると、すぐに血液検査となりました。 私の中で慢性腎不全だと確信していたので、検査結果を聞いても驚きはなく、ほくとをどこまで延命できるか、それを一番に感じました。 治療を何もしなければ、余命1ヶ月との診断。 慢性腎不全は治らない病気です。ゆっくりと進行していきます。 闘病生活の始まりです。

通院記録

  • 2020年12月14日 血液検査(CRE:3.1 BUN:95 P:7.3) 皮下点滴治療
  • 2020年12月15日 皮下点滴治療 レンジアレンを処方される。
  • 2020年12月16日 血尿のため、レントゲンにて腎臓を確認後、抗生物質の注射
  • 2020年12月18日 皮下点滴治療 ※自宅点滴へ切り替えるため、点滴間隔を確認中
  • 2020年12月21日 血液検査(CRE:2.6 BUN:77 P:5.8) 皮下点滴治療

※2日に一度の自宅点滴治療へ。

  • 2020年12月29日 血液検査(CRE:2.6 BUN:65 P:6.0)
  • 2021年1月5日 血液検査(CRE:2.5 BUN:61 P:5.2)
  • 2021年1月16日 血液検査(CRE:3.0 BUN:70 P:6.0)吸着炭カプセルマイラン10日分
  • 2021年1月25日 血液検査(CRE:2.1 BUN:49 P:4.9)吸着炭カプセルマイラン14日分
  • 2021年2月5日 血液検査(CRE:2.0 BUN:44 P:4.6)吸着炭カプセルマイラン14日分
  • 2021年2月20日 血液検査(CRE:1.9 BUN:50 P:5.1)吸着炭カプセルマイラン15日分
  • 2021年3月6日 血液検査(CRE:1.6 BUN:40 P:5.3)吸着炭カプセルマイラン15日分
  • 2021年3月23日 血液検査(CRE:1.8 BUN:37 P:4.2)吸着炭カプセルマイラン30日分
  • 2021年4月1日 血液検査(CRE:1.9 BUN:29 P:4.4)モサプリドクエン酸塩錠10日分
  • 2021年4月8日 嘔吐と下痢が止まらず、止められる可能性のあるステロイドの注射を打ちに行く。(結局、嘔吐と下痢が止まることはありませんでした。)
使用したサプリメント

レンジアレン・・・P(リン)を吸着するサプリメント

※リン酸は十二指腸や大腸などで吸収され、不要になったP(リン)は尿として排出されますが、腎臓機能が衰えたことにより、血液中に残ってしまい体外へ排出されなくなるため、サプリメントを使って便から排出させるというサプリメント

吸着炭カプセルマイラン・・・腎臓に貯まる老廃物を吸着させて体外に排出するサプリメント

※マイランは人間用に作られていますが、獣医師の診断で適切な使用量を処方していただきました。犬用ではネフガードというものがあります。

《注意》サプリメントの併用ができない場合がありますので、獣医師の判断を仰いでください。

 

日常の記録

2020年12月16日

慢性腎不全が発覚して約2日間、何も食べてくれなかったけど、血尿での通院後、ナチュラルハーベストキドニを食べてくれた。

2020年12月19日

朝、胃液嘔吐と下痢。 昨日は何も食べてくれなかったけど、今晩は少し食事をとってくれた。

2020年12月25日

会社から帰宅すると、胃液嘔吐と一部未消化分の嘔吐があった。 食欲が戻りかけていたのに、今晩は食事を嫌がった。

2020年12月26日

食欲が戻る。

2020年12月27日

夕食を嫌がる。 夜の点滴後、ぐったりして呼吸が速く、心配で眠れなかった。

2020年12月31日

朝、胃液を嘔吐するけれど、食事は食べてくれた。

2021年1月1日~7日

食事をスプーンで口元に持って行くと食べるようになったので、1日4回与えることに。

  • 朝いち…流動食
  • 午前中or出勤前…ウェットフード+ドライフード
  • 夕方or帰宅後…流動食
  • 就寝前…ウェットフード+ドライフード

※ウェットフードは腎臓食、ドライフードは今までと同じフード

2021年1月8日

タッパーに入れて持ってきたドライフードを、自ら顔を突っ込んで食べてくれた。 慢性腎不全になってから、美味しそうに食べてくれたのは初めて。

2021年1月10日

朝方4時頃 胃液を吐く

2021年1月12日

朝食を食べないし、もちろんドライフードは全く食べない。 流動食、ウェットフードを少量のみ食べるものの、おやつは食べるという食事に波があり困惑する。

2021年1月14日~

2日前は食べなかった食事を、食べてくれるようになる。

2021年1月16日

夜中のトイレの回数が多く、朝方5時頃 胃液を吐く。 通院日だったため血液検査をすると、病気判明時に近い数値になっていた。 食事を摂ってくれるようになったので、少しずつ改善していると思っていたのでショックでした。 BUNの数値を下げると、食事もスムーズに摂ってくれる可能性があるのでは?と先生に提案。 アゾディルor吸着炭カプセル マイランを薦められ、アゾディルは高価すぎるため、ひとまずマイランで試してみることに。 これで食欲が戻ることと数値が改善することを期待。

 

※追って追記します。

 

 

2年経って悔やまれること

ほっくんを含めて、ディールさんみっく女王あいちゃんと4わんこを看取りましたが、いつも後悔が残ってしまいます。

ほっくんの場合は、嘔吐と下痢を止める術は一切なかったのか?ということです。

かかりつけの病院では、お願いしても制吐剤を処方してもらえませんでした。

制吐剤を処方してもらえてたら、あと数日or数ヶ月一緒にいられたかもしれないと思うことがあります。

何故ならば、現在リンパ腫治療中のかりんこは制吐剤で嘔吐が止まり、食欲が戻ったからです。

セカンドオピニオンで、別の病院へ行けばよかったのかな?って思うときがあります。

たらればの話になってしまいますが、愛犬を見送った方々は同じ思いをされた方も大勢おられると思います。

愛犬にとって何がベストか悩みは尽きませんが、お互いに幸せな時間を過ごせるようにしたいと思います。