新☆ともぴょんファミリーのおもしろ日記

ダックスのこと興味のあることなどなど、日常生活をつづります♪

韓国ドラマ『100日の郎君様』あらすじ&感想

韓国ドラマ『100日の郎君様』

100日の郎君様 全16話

NHK総合テレビにて午後11時から12時放送(5/17~)

メインキャスト

EXOディオ・・・イ・ユル(ウォンドク)役

ナム・ジヒョン・・・ユン・イソ(ホンシム)役

キム・スンホ・・・チョン・ジュユン役

ハン・ソヒ・・・キム・ソヘ役

おすすめ度

★★★★☆(5点満点中4点)

感想

主役とヒロインが幼い頃の知り合いで、大人になっても知らず知らずのうちに惹かれあって、再び巡り会うという胸キュン設定で、最後まで惹きつけられました。

最終回でわかったことですが、ヒロインが29歳になっていて、主役も近い年齢って、時代劇でその年齢で縁組って?って思いました(笑)最後、キスしただけで終わりましたが、無事に結婚していればいいなぁと思います。世子妃でヒロイン兄の子を妊娠したソヘも、一人で出産し、兄の名前の〝ソクハ〟と名付けてて、この二人も愛し合っていたんだと理解できました。

悲しい別れもいろいろありましたが、長年の絡まった糸が無事にほどけて、幼い頃の約束が果たせて良かったーと思えたドラマでした。

『100日の郎君様』あらすじ

1話

幼いころいじめっ子だったユル。イソの屋敷の使用人の子供をいじめていましたが、イソに注意されます。イソに仕返しをするため、ユルと友達はイソに嘘をついて知らない小屋に連れていき、置き去りにします。その後、気になったユルは小屋に行きますが、その小屋の主人と仲良くなっていたイソ。その後、イソとユルは仲良くなります。そしてユルはイソに〝君と結婚する〟と伝えます。ある日、イソがユルの怪我の手当の時に使った髪飾りを返すためにイソの自宅に行った際に、反乱が起き、イソの父は殺されてしまい、ユルは殺人犯を父に伝えるも、拒否され王世子になってしまいます。ユルの母は、王妃にされず殺されてしまいます。

ユルはあの日から16年間笑っていません。父親には世子妃との営みが無いことを責められ、雨が降らない原因にさせられたため、世子は20歳になっても未婚の男女に翌月までに結婚させろと命じます。ある日、ユルは煎じ薬を飲んで胸痛で倒れます。

イソは山奥で28歳の怨女と呼ばれていました。20歳以上の男女に結婚を命じられたのに、イソはカップルにもなれず、ウォンドクという許嫁がいると言ってしまいます。一方ユルは煎じ薬を飲まない時のほうが体調が良いことに気づき、倒れたふりをして数日間部屋に籠ります。そして誰がお菓子と合わない煎じ薬を飲ませていたのかを探ります。そこで失踪した医女が怪しく突き止め、証拠を手に入れるため医女の元へ行きますが、医女は矢で首を射られ亡くなってしまいます。矢を放った刺客を追いかけますが、逃げられてしまいます。

ホンシムは兄を探すため漢陽に来ていました。桜の下で待っているホンシム。ユルもそこへ現れ、ホンシムを見てイソを思い出します。ちょうどユルと目が合ったホンシムはチャンイで覆い走り去りますが、ユルはホンシムを追いかけます。

2話

ユルに追いかけられたホンシムは橋の下に隠れます。そこでチョン・ジェユンと知り合います。別の日、ユルは医女を殺したものを探すため、宴を開きます。その時に弓矢を土産に持たせることにします。府院君が持参した弓矢が医女を殺した矢と同じ物でした。世子妃はユルに抱いてほしいと懇願しますが、ユルは拒否をし、世子妃は左議政にそのことを伝えます。

薬房日記を調べていたジェユンに、ユルは調査を止めるよう伝えます。その時、世子妃が月に一度の脈診を受けていないことを突き止めます。ユルは世子妃を気遣うふりをして医女を呼び脈診を受けさせようとしますが、世子妃は拒否をし、一度も床を共にしたことのない妻が妊娠した話をし、その妻に猶予を与え一族を滅ぼすか、自らの足で去るかの選択させると伝えます。王様に呼び出されたユルは雨乞いを頼まれますが、難題があるため取り消してほしいと懇願しますが、理由を述べるよう王様に言われたユルは、息子を気にかけない王様とは雨乞い後息子として会うことはないと伝えます。世子妃は左議政に毒を持って来させ、お腹の子がユルの子でないということが左議政にバレてしまいます。そして誰の子であろうと世継ぎにすると宣言します。

嫁いでいないホンシムを気に入っている村の権力者が手土産を持って、ホンシムの自宅にやって来ています。ユルは雨乞いに出かけますが、刺客に襲われます。護衛のトンジュに服を換えるよう申し出があり、交換して別の方向へ逃げますが、お互いに弓が命中し崖から転落してしまいます。王様は襲われた世子を探すように命じ、王妃と世子妃は屍となって戻ってくることを願います。

ユルを助けたホンシム養父はユルを看病しています。ホンシムは村の権力者の元へ薬草を持って行きますが、そこで蔵に閉じ込められ、5人目の嫁になるように言われますが、断ると100叩きの刑に。そこへホンシム養父とユル(ウォンドク)が現れます。

3話

ウォンドクが戻ったため、縁組をすると申し出たホンシム。無事帰宅し、ウォンドクは糞溜めで転倒し、養父と川へ行きますが姿をくらまし、村の権力者の家で風呂に入り、きれいな衣に着替え、食事を勝手に摂ります。村の権力者に追いかけられたウォンドクを見つけたホンシムは、ウォンドクが記憶喪失であることを告げ、水車小屋で初夜を迎えたと嘘をつきます。

水車小屋へ行ったウォンドクですが、もちろんホンシムとのことは記憶にありません。水車小屋にいるウォンドクの元へ行くホンシム。ですが家に帰ると告げるウォンドク。ホンシムはウォンドクに助けてほしいと懇願します。それでも家に帰るというウォンドクでしたが、道がわからないから送ってほしい、役所への道もわからないから案内するようにホンシムに伝えます。そして二人は無事に役所へ到着し、祝い事を挙げます。

何事もなく初夜を終えたホンシムとウォンドク。深夜、ホンシム養父がウォンドク(ユル)が着ていた服を土に埋め、二人で幸せに暮らすよう願います。両班の分まで兵役についた手当をもらうため、隣村に行こうとしますが、途中で通行料を払わないと通さないという男二人に、二人まとめて藁で包まれてしまうウォンドクとホンシム。

4話

ウォンドクは包まれた状態でいたいと言いますが、ホンシムは包まれた状態から解放されたかったため、転がって脱出しますが、ウォンドクの背中でネズミを殺してしまいます。男二人にお願いしたのは隣村に行かせたくなかった養父でした。

ウォンドクは店主にウインクをして無賃飲食をしようとしていましたが、ホンシムが支払います。自宅に戻ると自宅を綺麗にしている人たちがいますが、ウォンドクが左頬にホクロのある兄貴が払ってくれたとホンシムに言います。ホンシムは左頬にホクロのあるマルチに会い、ウォンドクが30両借りた証書を見せられます。

スジに食事に誘われたジェユンは、妓楼でスジから世子様が行方不明であることを初めて聞かされます。村ではウォンドクが借りた借金を返すため、ホンシムはよろず承りを試みます。都ではジェユンが医女が襲われた矢を作っている矢師を探しています。借金をしたウォンドクは仕事を紹介されるも、途中で辞めてしまいお金になりません。そして家に帰るというウォンドクをホンシムは桜の花を小さい頃のイソとユンの思い出を伝えて、ウォンドクを引き留めます。

そんな中、左議政が世子を探しにチョヌ山を訪れます。村人たち、ウォンドクが水を運ぶ手伝いをしますが、ウォンドクは襲われた時の記憶が遮り、倒れてしまいます。自宅に戻りウォンドクはホンシムに慕っていたことを思い出させてほしいと、再度倒れてしまいます。

5話

ウォンドクが倒れたのは、すきっ腹だったためです。ホンシムは薬草を採りに行ったり、鳥を捕ってウォンドクを介抱します。元気になったウォンドクは自分を思い出すため、いろんな仕事に挑戦しますが、全くできません。別の場所では左議政が世子の軍服を着た遺体を発見します。

ホンシム宅に借金取りと役所の人がやってきて、ウォンドクとホンシムは役所へ行き、ウォンドクは善悪の区別がつかないマヌケなので借金は返せないと伝え、役人が納得しようとしたところ、ウォンドク自身がマヌケではないと言い、ウォンドクとホンシムは喧嘩になり、ホンシムはウォンドクの頬を叩いてしまいます。十五夜のため都に出かけたホンシムはジュユンと会います。そこでジュユンが流した灯篭の願い事を見て、ジュユンが人の顔が覚えられないという悩みを聞いて、親密になりますが、ホンシムはジュユンに会わないという手紙を残します。

村の重鎮の屋敷で還暦祝いが行われるため、屋敷でこっそり手伝いをしていたウォンドクは都から戻ってきていたホンシムを見て微笑みますが、ホンシムはウォンドクを冷たくあしらいます。粗相をした女人のため、ホンシムは重鎮と役人に立てつきますが、ウォンドクがホンシムを守り、重鎮のために口紅を塗って手伝いをしていたホンシムにやきもちを妬きます。ウォンドクが詩を詠めるとわかったホンシムは、ウォンドクがでくのぼうでないと大喜びします。そんな中都では世子の屍が戻ったと王妃が喜んでいます。

ホンシムの計らいで、書を写す仕事を始めたウォンドク。代金をもらった後、マルチと出くわしそうになり、隠れるホンシムとウォンドク。そこで過去を思い出したと告げるウォンドク。

6話

不愉快極まりないと言って過去を思い出したというウォンドク。マルチに会いに行きます。ホンシムは兄とすれ違い確認し、兄は兄と認めホンシムを抱きしめますが、今の仕事が終わるまで待っていてほしいと告げます。

民に世子が亡くなったとお触れが出て、宮中では内官が世子の遺体を確認し、捕らえられます。ホンシムは養父に兄に会ったと伝えます。ウォンドクはホンシムが兄と抱きしめあっていたところを目撃していました。ウォンドクはホンシムが目を合わせないことに不安を覚えます。宮中では世子付きの内官が、遺体は世子様でないと左議政に伝えますが、内官は首を切られて倒れてしまいます。ジェユンが内官の元へ訪れるも手遅れでした。ウォンドクは村人たちのために書を読んであげていましたが、チョヌ山に探し物をしに村人全員で出掛けました。その時ウォンドクの元に不審な者が訪れます。

ホンシムはウォンドクが気遣ってくれていることに気づきます。ホンシムが酔っぱらって椅子に座って居眠りをしているところへウォンドクが現れ、兵役に行っている間に浮気をしたのでは?と疑いますが、ホンシムは生き別れた兄に会って待っていたと告げます。別の日、よろず承りの仕事が入り、ウォンドクは女人の恋人のフリをします。その間に村の重鎮に雇われたならず者がホンシムの家を荒らし、ホンシムが連れ去られます。

7話

連れ去られたホンシムをウォンドクが助けに行きます。その頃宮中では、ジェユンと女官が世子妃の住まいにお札を隠した件で、尋問を受けています。しかし、お札を見つけてさらに追い込まれますが、左議政に世子の密書があり、世子妃の住まいに忍び込んだことを伝えます。村の宿でウォンドクを待つホンシム。ウォンドクの傷の手当てをし、一緒に寝て夜を明かします。

昔、父親を殺されイソと逃げていた兄が、イソを落ち葉で隠し左議政の娘に刀を当て、左議政に襲い掛かりますが、負けて左議政の手下になります。

別の日、村の権力者がウォンドクを捕らえようとしています。捕らえられたウォンドクは役人に尋問されますが、ホンシムを襲ったのは村の権力者だったことが判明します。都では王妃と大君の廃位の上訴が届き、内密で行われていた尋問を儒生たちが知っていることを不可解に思い、大君は王様につたえます。村では権力者がホンシムを脅し、ウォンドクに弓を射らせますが、ウォンドクは過去を思い出し的を外します。その後都の役人が到着して、村の役人が捕らえられます。不正をしていた証拠の帳簿があったためです。宮中では王様が世子の暗殺の全貌を明らかにするよう命じています。そこで左議政は世子妃が世子の子を身ごもっていると報告します。村ではウォンドクがホンシムが村で育った娘ではないと感じます。ホンシムは養父にウォンドクのことを聞き出そうとしますが、養父はいろいろごまかします。ウォンドクは村の仲間にホンシムを麦畑に誘い出すよう伝え、二人は麦畑で落ち合いますが、ホンシム兄がウォンドクに向かって弓を射ます。

8話

養父はウォンドクがウォンドクでないことをホンシムに話します。そしてホンシムはウォンドクが待つ麦畑へ向かい、そこで弓矢で殺されそうになるウォンドクとホンシム。宮中では左議政が世子妃が解任しているため、王様に王妃と大君の廃位を促します。ウォンドクは刺客がいないことを確認し、ホンシムに靴をプレゼントし、両班の娘ではないかとホンシムに投げかけますが、ホンシムは否定します。宮中でジェユンは世子様が手におえない事態に巻き込まれていることを突き止め、左議政に近づきます。

ホンシム兄はウォンドクのことを探り、ホンシムと夫婦になっていること、記憶喪失であることを突き止めます。都では王様が左議政に、王妃と大君を廃位にせず、世子妃が王子を産んだら世継ぎにすると言いますが、左議政は他にも望むものがある、それを考えると伝えます。村ではウォンドクが村の権力者に文を読ませるため、矢を権力者の屋敷に射ます。役人が不在となったため、マチルは借金を返済するようホンシムを連れて行こうとしますが、マチルを殴り息をしなかったため、逮捕されそうになりますが、誕生日を祝うための皆の演技でした。びっくりして悲しんでいるホンシムに一生そばにいると伝えるウォンドク。ウォンドクの誕生祝が終わると、ホンシム兄がホンシム宅へ現れます。そして、10日後に村を出ようと伝えます。

ウォンドクはホンシムと一緒に寝ようとしますが、記憶を取り戻すまでは指一本触れてはいけないと言った過去に縛られ、ホンシムは部屋を後にします。クビになった村の役人の後任はジェユンに決まります。ホンシム兄は、偽物の世子の手だけを持ち帰り、左議政に見せお暇をくださいと告げます。ウォンドクはホンシムの使いで、隣村に鶏をもらいに行きますが、そこで自分がウォンドクでないことを知ります。

9話

ウォンドクでないと知ったウォンドクはホンシムに詰め寄ります。ホンシム兄は世子妃と会っている最中矢で射られ倒れます。ホンシムは兄と発つため、ウォンドクの借金を返す薬草を採りに山へ行きます。養父はウォンドクに、全て自分のせいで、ホンシムは悪くないと伝えます。そしてウォンドクは自分を見つけた場所と着ていた服を渡してほしいと言いますが、養父は拒否し、自分の婿でいてくれれば良いと伝えます。戻ってきたホンシムにウォンドクはどこまでが嘘の話か聞き出そうとし、水車小屋での一夜は作り話かと尋ね、ホンシムはウォンドクという男性に会ったことも無く作り話だと話し、ウォンドクはホッとします。

ジェユンは世子付きの内官を救い出していました。ウォンドクは、自分が誰なのかを見つけ出そうとし、役所に日誌を見に行きますが断られます。そんな中、ウォンドクが奪った馬を探しに出たホンシムは、ジェユンは村の新しい長として赴任してきたジェユンと出くわします。ウォンドクは村人たちが王様への献上品を持って都に行くことを知り、自分の記憶を探しに一緒に都へ行くことにします。宮中でウォンドクは見覚えのある人を見つけ声をかけようとしますが、捕らえられそうになります。ですが、待ち伏せをして追いかけますが、見失ってしまいます。帰る道中で、ウォンドクは再びムヨン(ホンシム兄)に襲われそうになりますが、剣を奪い自分が何者かを尋ねます。

村ではホンシムがジュユンを誘い、昔掘った井戸に水が湧いてるかを確認させますが、ジェユンは落ちてしまいます。そして村の権力者の家に水を運ばせているジェユンに良い人だと思っていたのにがっかりしたと伝えます。都へ行った村人たちが戻ってきましたが、ウォンドクが一緒でなく心配するホンシム。そこへウォンドクが現れ、二人はキスをします。

10話

二人がキスをしている最中に雨が降り、村人たちは大喜びです。ホンシムとウォンドクは雨宿りで入った小屋で過ごし、ホンシムは父と兄を政変で亡くし、生き別れになったことをウォンドクに伝えます。ホンシムが帰ろうとするとウォンドクは後ろからハグをします。ウォンドクはホンシム兄に言われた言葉〝あなたは亡き者になっていて、生きていることがわかれば、たくさんの人が命を落とす〟と言われたことを思い出しています。そしてウォンドクはホンシムに、これからいろんなことを習い覚えていくと伝えます。

ジェユンはホンシムのよろず承りが気になり、ホンシム宅へ行く途中にウォンドク会い、子供をいじめるなと言われたウォンドク。ホンシム宅で接近して話してる二人を見たウォンドクは嫉妬します。ホンシムはジェユンと共に村の権力者の偵察に行きます。そこで二人を見つけたウォンドク。宮中では王様が左議政の命を奪えと命じます。ジェユンがホンシムに頼んだのは、権力者の犬を誘拐することでした。そして権力者はジェユンの元を尋ねます。しかしウォンドクと出くわしたホンシムは犬を逃がしてしまい、ウォンドクは捕獲作戦を決行し成功します。ジェユンは権力者の犬で腐った枝を切り落とそうと考えていましたが、ウォンドクに浅はかな考えだと追求されてしまいます。ジェユンは権力者と弓矢で勝負することにし、的になったのはウォンドクで、権力者に矢を放たれた瞬間にウォンドクは過去を少し思い出します。そしてジェユンの元に都の妓生エウォルが村に来て〝世子妃様のお腹の子は世子様の子でない〟〝世子様が生きていると噂になっている〟という2点を報告します。

わらじを作っているウォンドクにホンシムは都で何があったのかを問い詰めます。しかしウォンドクは記憶を取り戻さずにホンシムのそばにいたいと告げます。そしてホンシムはウォンドクに兄が来たらウォンドクを置いて発つつもりだったと話し、一緒に来てほしいとお願いします。

11話

左議政は世子を探しに行く際襲われます。ウォンドクとホンシムは、ホンシム兄が来たら一緒に村を発つことになりました。二人仲良く歩いていると巫女らしい女性に、お互い幼いころから一途に思い続けてる異性がいると言われ、ホンシムにウォンドクから離れるよう助言します。左議政は傷を負い逃げており、王様はその間に大君を世子にすると宣言します。ホンシムたちはホンシム兄と発つ準備をしていますが、そこへジェユンが現れ密かにウォンドクの素性を探ります。エウォルもウォンドクに探し物のよろず承りを依頼します。ジェユンはホンシムを連れて書店へ行き、そこでウォンドクの筆跡を確認します。ホンシムはエウォルに嫉妬し、誓いのしるしを書かせようとしますが、ウォンドクはホンシムにキスをして、これがしるしだと伝えます。

ホンシムとウォンドクは密かにお世話になった村人に挨拶をします。けがをして逃げていたはずの左議政が左議政側の会合に元気な姿を見せます。大君の世子冊封を手助けしようと言います。けがをして意識のなかったホンシム兄は仲間に助けられ、目を覚まし、ホンシムが危うくなるため村へ行くことにします。ジェユンはウォンドクの顔を確かめるため似顔絵を持って宮中へ行き、友人に世子様であると確認します。

端午の節句でにぎわっている町へウォンドクとホンシムは遊びに行きます。そこで手品の相手役にホンシムが指名され、ホンシムが消えて激怒するウォンドク。しかし無事に戻って安堵します。夜道でホンシムに花束をプレゼントするウォンドク。その時にホンシムは家族が心配して探しているかもしれないけど、一緒に発っても大丈夫かと問いかけ、ウォンドクは離れたら後悔するとホンシムに伝えます。そしてすぐに消えてしまうホンシム。ホンシムは兄の友人に連れ去られていました。そして、ウォンドクの前に現れる左議政。ウォンドクに礼を尽くし、王宮へお戻りくださいと伝えます。

12話

左議政にウォンドクは世子は死んだと張り紙を見たので、何かの間違いだと言いますが、左議政は自分は世子の舅なので間違えるはずがないと伝えます。王宮では新たな世子が誕生しようとしていましたが、そこへ左議政が現れ、世子様が生きていることを王様に伝えます。ホンシムは目覚めると知らない屋敷で、兄が近くにいました。そしてウォンドクのことを忘れるよう言われます。理由は世子だからです。王宮では世子が戻り、王妃、世子妃が動揺します。左議政は世子妃に世子は記憶を失っているので、やり直すよう伝えます。そして左議政は世子に、襲ったのは王妃で大君を世子にするためだったと嘘を言い、ホンシムたちのことを忘れるようにと伝えます。

ホンシムがいなくなったと心配になった養父はジェユンに会いに行き、ホンシムの無事を確認します。そしてウォンドクが世子様だったと知ります。宮中では世子が生きているのに国葬をおこなった責任を左議政に向けますが、世子が助けます。ホンシムはウォンドクに会えなくなり、落ち込んで、もらった履物も捨てようとして涙します。ユルはホンシムに思いをはせながら、食事の多さに驚愕し、勉学にも励めない状態が続いています。ジェユンと村の権力者は左議政に世子様に会わせてほしいと懇願しますが断られ、ジェユンは宮中へ直々に世子様に会いに行きます。ユルはジェユンにホンシムのことを尋ねますが、忘れるように助言されてしまいます。その後ジェユンはホンシムの元へ行き新しい名前を与えようとします。左議政はユルに中国使節団の対応をするように本を読ませようとしますが、ユルは記憶は失っていても知識は失っておらず、左議政を部屋から追い出します。

ユルはホンシムの幻覚を見ます。そして馬を走らせ、村でホンシムたちと住んでいた住まいを訪れます。

13話

ユルが訪ねてきたとわかったホンシムは隠れますが、こっそり家を出た瞬間にユルに気づかれてしまいます。ユルはホンシムに離れ離れになってしまっていいのかと追求しますが、ホンシムは縁は切れてしまった、早く王宮に戻るよう諭しますが、隠れて泣いているのでした。そこへホンシム兄が現れ抱きしめます。ユルは村でジェユンと出くわし、過去に出された問題を質問しますが、ユルも覚えていません。

ホンシムと養父はホンシム兄を追いかけて都へ行きます。ジェユンに助けられ、ジェユンの屋敷で寝泊まりすることになります。宮中では使節団が到着し、ワン氏の息子?チルリンが左議政の息子と街を見て歩いていますが、突然行方がわからなくなります。ワン氏は世子にチルリンを夜の宴までに見つけるよう命じます。密かにチルリン様を探していたジェユンとホンシムが、チルリン様を見つけて救い出したところをユルが見ていました。そして何も言わずジェユンとホンシムを信じて王宮に帰るユル。夜の宴が終わる頃、チルリン様が戻ってきます。そしてワン氏はチルリン様が自女人であることを黙っていたことを合わせて世子に感謝し、舅に注意するよう忠告します。その後ジェユンが王宮に現れ、ユルにいつからホンシムを慕っていたかを問いただされ、世子様よりも前だと告げます。

夜更けに左議政はワン氏に会い、戦をしようと申し出ます。別の場所ではユルの思い出の品を燃やそうとしている内官を追いかけ、思い出の品を取り返し、思い出の橋に行ってホンシムを見つけるユル。そして〝イソ〟と呼び、〝私はおマヌケさんだ〟と言い、幼少期を思い出すユルとイソ。

14話

幼少期の思い出のイソの髪飾りをずっと持っていたユル。思い出したのはイソだけだと伝え、近いうちにまた会おうと言って別れます。養父はユルが訪ねてきたので、早く発とうとホンシムに言いますが、ユルへの気持ちを抑え切れず、都にいる間は会いたいと伝えます。ホンシム兄は世子妃と会い、世子妃のお腹の子が自分の子だとわかり、世子妃様が望みどおりにしますと伝えます。

ユルはジェユンを呼び出し、誰の味方だと尋ねられ、世子様の味方ですが疑うのであれば試してくださいと申し出ます。そしてジェユンはユルの希望で村に帰らずユルの教育係になります。そしてお忍びで左議政に殺されそうになったヤン内官の元へ行き、自分は自害ではなく殺されそうになったこと、亡骸が世子様のものでないと申し出たこと、そしてユルの日記が鍵を握っていることがわかります。ホンシムは兄と会い、そして後をつけますが殺されそうになっているところをユルとジェユンが通りかかり助けます。ユルはホンシムを送り届けるため一緒に帰ります。そこに愛完門という門があり、そこをくぐれば愛する二人は別れないという言い伝えがあり、ユルはホンシムの手を握り強引にくぐり、キスをします。

ユルは日記を探し始めます。そして左議政は世子妃のお腹の子の父親がホンシム兄と突き止め、世子妃を脅します。ユルは日記を在りかが自分の秘密の書庫であることがわかります。その後、秘密書庫は火事で燃えてしまいます。ホンシムは住まいを抜け出し、兄がいるお屋敷に侵入し、そこが自分の父親を殺した左議政のお屋敷だと驚愕します。宮中では世子の秘密書庫を燃やし、日記が燃えたと左議政に思い込ませ、実は別の場所にあったことがわかり、その日記を読んだユルは世子妃の元へ。

15話

ユルは世子妃と長い夜を過ごすことにします。そして村で愛し合った女人と深い絆で結ばれているという話を世子妃にします。

ユルは日記を読んで、自分を殺そうとしたのは左議政であると王様に伝えます。そして、左議政を罪に問うのは自分だけだと言い、母親を殺したのも左議政だと王様から聞き出します。ユルは朝早くホンシムの元へ行き、兄が見つかっても都を離れてはダメだと言い、幼い時の約束も果たすとホンシムに伝えます。その後、友人を亡くした山へ行き、左議政の屋敷を尋ねるユル。左議政が戻ると手合わせをしますが、その後刺客が現れます。その最中にユルは左議政の屋敷を捜索し、自分を殺そうとした刺客を発見しますが、その者はホンシムの兄だったことがわかります。逃げたホンシム兄は刺客として生きてきたこと、世子を襲ったのも自分だとホンシムに打ち明けます。その後、ホンシムは倒れてしまいます。目覚めると傍にジェユンがいて、ユルが記憶を取り戻したこと、誰が殺そうとしたのかもわかっているのかを確認し、王宮に行きたいと懇願します。

ホンシムは女官の姿になって王宮に忍び込み、ユルに会い、穏やかな時間を二人で過ごします。そして書簡を残して静かに去るホンシム。書簡には兄が会いたがっていると記されており、ユルはホンシム兄と会います。そこで妹を生かすために世子様を殺そうとしたと打ち明け、さらに世子妃のお腹の子は自分の子、妹と世子妃を助けてほしいと懇願します。そしてユルは世子妃の元へ向かい、王宮から追い出し、世子妃は死んだので消えるようにと、ユルは密かに命じます。ホンシムは密かに養父に別れを告げ、左議政の屋敷に忍び込みまが、左議政は不在でホンシム兄と世子妃が姿をくらましたため探しに行ったと告げられます。ホンシム兄と世子妃が逃げている道中で刺客に遭い、最後に左議政に殺されてしまうホンシム兄。兄を探しに行ったホンシムは兄の亡骸を見つけ泣き崩れます。世子妃は王宮に連れ戻され、ユルは左議政に宣戦布告しますが、左議政に戦が始まったこと、イソが自分の手元にいることを告げられます。

16話

左議政は王様に世子様に戦地にいっていただくのが良いと伝えます。王様はユルと話し、ユルは自分が戦地へ行って片を付けると申し出ます。ユルは戦地へ赴き、後からジェユンも戦地へ到着しますが、ユルは一人で左議瀬が待つ城郭へ行きます。そこには刺客と左議政がまっていましたが、ユルも負けるつもりはなく、護衛をお供に城郭に入っており、左議政を成敗します。ユルは、イソが密かに助けてくれたことを把握していました。そして城郭内にいるイソを見つけ、兄上に生きていてほしかった、そして両班に戻れるよう労をねぎらい、ウォンドクと出会う前に戻るよう伝えます。でもイソは私は罪人なので許さないで下さいと伝えます。でもユルはイソに自分を慕っていると言ってほしかったのです。その後ユルは戦地での戦を終え。。。

一年後、左議政の息子は村にいました。ホンシムの友人夫婦が監視人を引き受けたためでした。ホンシムは村に戻り、よろず承りをしていましたが、無事に両班に戻ったようです。村に戻ったのはウォンドクとの思い出があるから、という理由でした。村の権力者だった者は、役所の使用人になっていました。ユルは世子として、王様から政務を引き受けていましたが、ただまだ独り身でした。そして王様は国中の独身者を結婚させるよう命じます。ジェユンはユルに妻を見つけるため村へ行ってきますと書簡を残します。村へ来たジェユンは、イソに王命を伝えますが、すぐに役人に呼び出され役所へ行きます。そこにユルも現れ縁組をすることに。しかしイソは、ユルを選ばずジェユンを選びます。

その後、ジェユンとイソが話をし親しそうにしているところを、ユルが邪魔をします。ユルはジェユンに、私の想い人と知っているのにと言うと、ジェユンはわざとやっているので、早くつかまえるようにユルに言います。そして、ユルはイソの元へ行き告白をしますが、イソは世子様に迷惑がかかる、聖君になる道を選んでくださいと伝えます。ユルはイソに王宮に戻るが、赤い包みを失くしたので探すよう命じます。包みの中はユルの日記でした。日記を読んでユルを追いかけるイソ。間に合わず自宅に戻ったイソの元へ現れるユル。ユルは世子は帰ったがウォンドクは帰らないと言って再びイソに告白、求婚し、キスをします。